News Releaseお知らせ

箱根山西麓の森林におけるJ-クレジットプロジェクト登録について

弊社支援先の三島市外五ヶ市町箱根山組合、三島市外三ヶ市町箱根山林組合におきまして森林由来のJ-クレジット制度(※)への登録が完了したことをお知らせします。
※森林由来のJ-クレジット制度は、適切な施業を行なう林業事業者の森林経営活動を環境価値として国が認証する制度。認証されたクレジットはCO2を排出する企業などが購入し、カーボンオフセットに利用できる。

本件は、箱根山組合、三島市、弊社が連携して取り組みを行ない、J-クレジット登録にいたったものです。箱根山組合では、今後も保有する箱根山西麓の森林管理を通じて、地域の環境保全に努めてると共に、水源の涵養、生物多様性の保全など森林の多面的機能の維持に取り組んでまいります。

登録されたクレジットの概要

プロジェクト名 箱根山麓森林保全プロジェクト
プロジェクト実施地 三島市字諏訪台他
プロジェクト面積 180.38ha
創出クレジット量(見込) 10,592t-CO2(登録期間16年)、662t-CO2(年平均)
その他
  • 本件は、従来から林業と環境価値創造を両立させながら管理してきた森林において登録がなされたプロジェクトです。
  • 登録地は「SGEC認証(※)」を取得した森林となります。

※SGEC認証制度は、「SGEC-FM認証規格6つの基準」に基づき持続可能な森林経営を実現することとしています。SGEC-FM規格は、モントリオール・プロセスを基本に、日本の森林の自然的・社会的立地に即して策定されたもので、わが国における環境、社会および経済の分野を網羅した持続可能な森林管理に関する規格となっています。


本件につきまして、しずおかフィナンシャルグループがニュースリリースを行なっております。
https://www.shizuoka-fg.co.jp/news-release/20250422_U1j/250422_NR1.pdf

今後も、地域の脱炭素化の実現に向け、環境資源の活用による森林由来のクレジットの創出・活用を通じた持続可能な地域社会づくりに取り組んでまいります。

J-クレジットやサステナビリティ分野のコンサルティングにご興味がありましたら、お気軽にご連絡ください。
照会先:静銀経営コンサルティング㈱(堀、吉田)
    054-348-1491